広島大学「現代社会と福祉」で『挑戦!ライフ・リテラシーゲーム』

      2024/02/26

今年も広島大学総合科学部「現代社会と福祉」でライフ・リテラシーゲームを使用した授業が行われました。

「社会保障教材としての観点からゲームの良い点、改良点を考える」という内容で、まずは前半『挑戦!ライフ・リテラシーゲーム』をプレイ↓

後期授業が始まって間もないということで最初は遠慮がちでしたが徐々に盛り上がり、笑い声やツッコミがあちこちから。
ラブポイントがたまって結婚を決めた男子学生がとても喜んでいたので、
「よかったね!」と声を掛けたところ、
「ハイ!幸せにします!」と超笑顔。完全になりきってました(笑)

後半のグループワークは指摘が具体的だったので、制度とアイテムカードごとにまとめてみました。
購入をご検討の方や「どんなゲームなの?」と内容をお知りになりたい方は是非ご覧下さい↓

➀良い点

💡 ・説明が分かりやすい・おもしろい!!・リアルで笑える要素・子供も楽しめる内容。

金融教育(税金・お金についての学び)/  職業カード

税金が視覚化できるようになっていたのがよかった
・金額がリアルで、実感がわく
一度給料をもらったうえで税金を支払うため、目に見える形で分かりやすかった
給料がリアルの職業と同じくらいに設定されていたのがよかっ た。
・税金の種類について学べる
・具体的な税金額がわかる

選挙 / 選挙の争点カード・投票箱・投票カード・当選者のバラ

・選挙制度が斬新
選挙の疑似体験は貴重
・選挙が楽しかった(疑似体験できてよい)
・現実の選挙と同じように自分に有利な方を考えて選ぶことができた。

↓投票( 選挙の争点『国庫がピンチ!だれが払う?臨時増税』)⇒ 開票 の様子

 

社会保障の仕組み / 健康診断書・健康保険証・年金手帳・保険料滞納カード

保険証があることで、その良さを知れた
・保険証が取られるというのを知らなかったので初めて知れて良かった。

職業教育として/ 職業カード

・Youtuberや個人事業主などのいい点、悪い点などもゲーム体験などを通して学ぶことができる。
・職業の選択の幅が広かった

クイズ/ クイズカード

・クイズなどで新しい知識が増える
クイズカードが勉強になる

ゴール後の順位の決め方 / ラブカード・リテラシーカード

・ライフバリュー査定で所持金だけではなく、自分の恋愛やキャリアもポイントにできる
・ゲーム終了後にリテラシーポイントやラブポイントも含めてポ イントに換算して結果を出すという構成になっているのが、人生はお金だけではないということを感じられて良かった
・人生診断

ゲームボード・その他特徴など

・時短ルートがある
・ショートカットのシステムは便利。
・STOPマスで止まって進捗を合わせるのはよい
・選挙やイベントカードを変えることで何回でも楽しめる
・男の子と女の子で時々人生が分かれていて、2週目は違う性別 でプレイできるといったようなやりこみ要素ができていてよかった。

➁改善点 (青字の部分は、ライフリテラシーからの返答です)

・クイズカードの頻度、難易度 (クイズの難易度は選択肢の数で調整する等)/クイズのレベルと対象年齢 ⇒クイズは難易度別(レベル1は小学生、難関クイズは大人など)になっていて、プレイヤーが選べることになっています
・空きマスがないほうが良いのでは(退屈を感じづらい)⇒その分時間が長くなってしまうので、難しいです
・逆転チャンス/勝ち逃げを防ぐ ⇒お金をもっと使って貧乏になるケースもあったら良いという意見は多いので、要検討!
・マイナンバーカードを組み入れても面白い。⇒ 今後、追加アイテムとして製作予定です
・「政治家」の職業カードがあっても面白いかも?⇒ 面白そうです。「選挙マス」で国会議員が出てくるので、市議会議員などが良いでしょうか?その場合、給料がたまった税金から支払われることになるので、「私たちの年金が減る!」などと思われてしまわないかが心配ですが。
・結婚はもう少し早くてもいいのでは?/子供ができた場合のお金の流れも組み入れるとよりリアルになる/年齢要素があってもよい(新卒から高齢者へ)最初をもう少し短くして後半(60代~)の社会保障に関するコマにフォーカスした方が良いのではないか ⇒ 小学生が理解できるか?という部分があるので、続編やPART2としての製作が現実的かもしれません

改善点だけでなく、解決策まで考えてくれたグループも…

・結婚の重要度が低い→税金をかける、給付金制度の追加
・安定収入の職業が有利→個人事業主の給料をあげる・あまり借金をする場面がなかったので、社会保障の良さを感じ ることが少ないかもしれない。 →少しずつ借金をする場面が増えてもいいかもしれない
・年金は最後じゃなくて途中からもらうようにした方が社会保障 の教材としては勉強になる。
・クイズゲームが何度もすると答えがわかってしまう。 →自分たちで新しい問題が作れるように白紙を用意しておく。
・子供が解くにはクイズが難しいかもしれない。 →自分たちでカードを簡単なレベル(レベル1)なものだけにしてクイズを行うことができた。
・恋愛カードがあり、結婚できる状態ならしなければならない。 →「結婚コース」と「プライベートコース」など自分で選べるようにするとよいかも

 

 

 

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