日本女子大学 社会福祉学科で、ライフ・リテラシーゲームが採用されました

      2022/10/25

授業は、日本女子大学人間科学部社会福祉学科「コミュニケーション論」で行われました。ゲームを通じてコミュニケーションを考えることが主な目的の授業です。
ゲーム開発当初から学校や企業などの現場で、社会保障やキャリア教育の入り口として使用することを想定していましたが、学生の声を聞き改めて初対面の人との関係づくりにも役立つと確認できました 😀

【使用教材】入門!ライフ・リテラシーゲーム

 

日本女子大学では特に、

将来を担い、社会を造っていくのは私たち若者であるため、社会制度について意識を持つ事は非常に大切

など、ゲームを通して一番伝えたかった「政治参加の重要性」に気付いた、という学生が非常に多く、とても嬉しかったです。

また特徴や要素など、取り上げている箇所がそれぞれ違うため、ひと通り読むとゲームの概要がよくわかる感想になっています。
「入門!ライフ・リテラシーゲーム」をもう少し知りたい!という方は是非ご覧下さい(↓)。

 

あまり話したことのないクラスメイトとも積極的にコミュニケーションを取ることができるのは素晴らしいと感じた。ゲーム自体もとても面白く、私は他のメンバーよりも圧倒的なくじ運の悪さで中々ゴールに辿り着くことができなかったが、それらも含めて幼少期の頃の懐かしさを感じることができ、初心に帰ることもできたのではないかと思う。今後もクラスメイトとの交流を通して様々なことを学んでいきたい。

ライフリテラシー、税金、労働、健康保険、年金のそれぞれの部門に焦点を当てて楽しく学ぶことが出来ました。また、グループのメンバーは全員話したことがない方でしたが、ゲームを通して会話や相槌、さらには笑い合う場面もあり、人見知りな私でも自然に話の輪に入ることが出来ました。新しいコミュニケーションを見つけた気がしました。

フリーターの困難や保険の種類の重要性、選挙を通じて政治に参加する重要性を感じました。特に労働のターンでは、バイトでも不利に働かされている可能性があることを学び、自分ごととしてゲームを進めていくことができました。

コミュニケーション論ということもあり、それぞれのライフイベントの際にメンバー全員で反応し合っていたのが印象的で、100分間があっという間のとても楽しい時間でした。

■すごろくを楽しみながらも、大人として理解しておくべき様々なことに触れ、自分に足りない知識の多さに気づかされました

特に印象に残ったのは、「情報を知っているうえで、さらに自分で申請しなければなににもならない」ということです。後半のほうで読んだこのフレーズは、情報を自分でつかみ、自分で行動する姿勢が不可欠であることを示していると感じました。私自身も今日のこの授業をきっかけに、出てきたトピックや法律などの知識をブラッシュアップしていきたいです。

■給与明細の手取りと額面がかなり違うと周りの若い社会人から多く聞いていたので、私が実際に働いたときには働いた給料と保険や税で何にどれくらい引かれているのかを確認しつつ、その税金がどのように使われているのかをチェックすることで政治への興味関心が湧き、身近に感じられると感じ、社会の一員としての自覚を持ち、生きていきたいと思った。

人生ゲームのような簡単なボードゲームによって、生きていくうえで必要かつ重要な情報を勉強できるとは思ってもいませんでした
労働は、高校生のころから切っても切り離せないものであり、学生だからこそ悪徳なものに巻き込まれやすいこともあると思います。クイズが挟まれていたり、勝敗のつけ方がゴールの早さではなくて一番知識を身に着けた人であるあたりも面白かったです。

コミュニケーションをとらなければ、ゲーム自体も盛り上がらないし、読み上げの際や感想を述べる際のレスポンスもないと思うので、ゲームとして成り立たなくなります。相手がどのマスに止まったのかなどを覚えながら、会話を進めると、一回休みの時などに異常にもり上がっていい形になると思いました。

フリーターや社保のない会社に勤めることになってしまった国保の人が、遠回りや休みが多いルートになり少々ハードモードだったのも、社会を映し上げているようで面白かったです。

■出来事によって進めるマスの数が異なり、それが物事を重要さをあらわしているというのが面白いと感じた。
特に、選挙に行くのマスに止まった際、たくさん進めたことが印象的であった。他の出来事と比べ、選挙に行くことはそれほど重要なのだと理解した。じっくりとひとつひとつのマスを見ながらもう一度やりたいゲームであった。

■印象に残ったことは、就職してからが長いということと、政治参加は人生の中で重要であるということだった。あまり知らない人といきなりゲームを行うことはコミュニケーションを取ることができるので有効な手である。

■単純なゲームが面白く、ためになったとみんなで共有しながらできた。初対面の人であっても決められたルールに従って全員で話して始めなければいけない状況が、コミュニケーションのスタートのハードルを下げたように思います。

学校では教わらず、自分でも学ぶ時間がなかったので有意義な時間でした。

■私が実際に給与としてもらっているお金や払っているお金の流れを深く知りたいと思った。

■人生ゲームのような感覚で年金や保険について学ぶことができてとても楽しかった。また、ゲームをする中で今まで話したことのない同学年の人や、先輩ともコミュニケーションを取ることができて良い機会だった。
コミュニケーションを通じて人の輪がつながるだけでなく、意見交換もでき、自分とは異なる考えを知ることができることを改めて感じた。

■共通の話題が目の前にあるので、わざわざ話題提示に時間がとられないことだ。自己紹介をするときに、何を話せばいいかわからなくなるので、お互い打ち解け合うまでの速度がゲームがあるとないとでは歴然の差だった。

■会話のきっかけになるものが用意されているため、何を話そうと考えることもなく、スムーズに会話が生まれてコミュニケーションを取りやすかった。また、学年を超えて交流することが出来て、とても新鮮だった。

■会話を楽しみながら、日本の社会保障制度や税金について理解を深めることができたのでとても有意義な時間を過ごすことができました。
1人1人に与えられた役割をそれぞれが遂行していくことで、自然と会話が生まれ、良い雰囲気の中でゲームを行うことができました。

STOPのマスでみんなで制度に関する話を集中して聞いた後に、「知らなかった」「そうだったんだね」など、その制度に関して思ったことなどを言い合えていたのがとても良かったと思いました。
さらに、選挙に行くと5マス進めていたことから、選挙に行くことの重要性を改めて認識することができました。

■ライフリテラシーを人生ゲーム感覚で学べたのがとても楽しかった。ブラックバイトの話で給与明細がないという項目があったが、私が今働いている焼肉屋さんでは給与明細がもらえないのでブラックバイトなのではないかと思った。また健康保険なども学べたので楽しかった。

■年金や税金、健康保険、労災保険、選挙など成人を迎えた自分にとってより身近に感じるようになってきた社会の仕組みを、ゲームを通して実際に自分自身と紐づけ、理解を深めることができていい機会だった。
日本の将来を担い、社会を造っていくのは私たち若者であるため、社会制度について意識を持つことは非常に大切なことであると思う。

 

(代表 加藤千晃)

 

 

 

 

 

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