「ライフ・リテラシー」とは?
人生や生活に必要な知識を持ち、
使いこなせる力
心当たりありませんか?税や保険料を「取られている」感覚。
「よく分からなくて損している気がする」
「控除って何?」
「興味ないし面倒」…
いくつになっても苦手のまま。社会人になって何年たっても、いっこうに知識が積みあがらないのは
「国民全員、社会制度の基礎を習っていない!」
からなのです。
車の運転をするには教習所に行って免許を取る。
仕事を始めるには研修を受けたり、先輩に教わったりしますよね?
生活を送る上での知識、習った事ありましたか?
年金、健康保険、所得税、住民税、労務、選挙などの基礎を、簡単に知ることができる教材が絶対に必要!
と思い、しかし作り始めて「ハッ」としました。
それらを総称する言葉がない!!
制度は『国や省庁』ごとに縦割りで分けられているため、実際に使う『私たち市民』目線から見直してみるととても使いづらいのです。
私たちには「制度ごとに理解する」よりも、
就職、結婚など人生のそれぞれのタイミングで
必要な内容を「まとめて知っておく」
という方が便利で重要です。
各制度を、浅くてもいいので「広く知り」
必要な内容を整理して「自分自身と紐づけ」し
ちゃんと「使いこなす」。
これまでにはなかった、けれど先が読めない
今の時代に必要不可欠な、新しい概念。
ライフ・リテラシーは
市民としてのベースの力、
社会を生きる操縦法、
身を護る盾であり、人生を切り拓く剣です。
それを身につけるツールが
「ライフ・リテラシーゲーム」
日本でたったひとつの教材なのです。
開発のねらい
複雑な制度は解りにくく、より根本的な問題は「興味が持てない」という点です。このため当ゲームは
「関心を持たせ→当事者意識を育てる」ことに重点をおき、開発されました。
「講義を聴く」などの受け身ではなく、「プレイする」という能動的な参加で興味深く、楽しみながら学んでゆきます。
また一方的に「知識を与える」だけではなく、制度や行政の利点と欠点の両面を提示することで 生徒自身に「考え」させ、いま求められている「問題解決力」のベースとなる「考える力」を養います。
なぜ今、ライフ・リテラシー が必要なのか?
グローバル化やIT機器の発達など、現代社会は予想をはるかに超えるスピードで変化しています。
人々を取り巻く暮らしの環境は、かつてなく不安定なものになってきました。そんな中、自らの身を守る「社会保障制度」とそれを支える「税金の仕組み」や「労働」の知識を持つことの重要性は、 ますます高まってきています。
「知識」は、人生や生活を切り拓く「剣」であり、身を守る「盾」でもあります。
「ライフ・リテラシー」を持たずに社会に出るのは、防具を付けず、戦いに参加することと同じなのです
ゲームの目的
- 税金や社会保険料はどのように使われているのか、医療費や手当はどこからきているのか。その繋がりを確かめ、社会保障制度や税金の仕組みを知る
- 社会生活を送る上で想定される問題を事前に知っておき、ライフ リテラシーを身に付ける
- 現在の制度の問題点、あるいは優れている点に目を向け、納税や手当についての自覚を持つ
- より優れた制度を自分たちが作り直す、という意識を養うことを最終的な目標にしています。