大谷大学 社会学部で、「ライフ・リテラシー授業」
4月24日、京都市北区の大谷大学社会学部2.3年生約40名が「入門!ライフ・リテラシーゲーム」をプレイしながら、大学生に必要な知識を学んでくれました。
今回は、「コミュニティメディアプロジェクト」の授業のなかで行わせていただきました。
普段は大学の地元、京都市北大路エリアのイベント企画やラジオ・SNSでの発信を通して地域づくりに取り組んでいるそうです。
ゲームのあとには、
アルバイトや就活する際必要な「労働法」
20歳から加入義務のある「年金」
そして、
「選挙参加」することの意義
などを解説しました。
学生のみなさんへ
細かな字でびっしりと感想を書いてくれた子が多く、「届いた!」という実感が持ててとてもうれしかったです。どうもありがとう。
全体を通した印象として、真面目な子が多いかな?と感じました。コミュニケーション上でも好感が持てて良い反面、アルバイトや就活の際、頑張りすぎないだろうかという点がすこし心配になりました(気のせいなら良いのですが!)。
お伝えしたことに気をつけて自分をしっかり持ち、実践してください。そして学んだことを周りの人にもぜひ教えてあげてください。自分のリテラシーを高めるうえでも、ものすごく役立ちます(^^)/
復習コンテンツ
感想
年金など
■(ゲームで年金を滞納したため)年金手帳がなくなったときの焦りがすごかった。
■国民年金の事もよく分かっていなかったので20歳になったらしっかり申請しようと思った。
■会社員は国民年金を会社が一部負担してくれるが、フリーターや自営業は負担してくれるところがないため自己負担が重くなる。そのため生活が安定しにくいと感じた。
将来の自分を苦しめないために国民年金は払っておくべきであり、払えなければ今の自分に使える支援制度を使うべきだと感じた。
税金について
■住民税はその年に払うのではなく、後払いだと初めて知りました。
■今まで日本の社会制度について、全然知らないこがわかった。次年度納める税金があることを知ったので、気をつけようと思った。
■私は労働のことは身近にありますが、税金等がまだまだ全然わからなかったので、さらなる理解を深めることができました。
労務
■ゲームをしながらだからわかりやすく学べた。給与明細は確認していないこともあったから、しっかり確認しようと思った。
■20年間生きてきても知らないことの方が多いということに気づきました。アルバイトをしていますが、明細は大まかな金額しかみていなかったので、何に引かれているのか内訳なども知ることが大切だと、ゲームを通して感じました。
知識を持ち、自分で行動しなければ自分を守ることができないと知りました。
■学生のバイトには関係ないと思っていたことが意外にも関係があったりしてびっくりしました。
選挙/政治参加について
■保険がすごく大事という事が理解できた。また市区町村からのお知らせを待つのではなく、自分から政治のこと制度のことを知ろうとする姿勢が大事だということを学んだ。
■選挙はスマホでもできるようになって欲しい。選挙の争点をしっかり聞くべきだと思った。
■20歳になるまでに知らないといけないことがたくさんあると思いました。選挙にはいった方が良いと感じました。
■選挙にはまだ1回しか言ったことがないが、また行くようにしたい。将来就職するにあたって重要なことを学べた。
ゲーム/ライフ・リテラシーの知識について
■知らない制度がたくさんあって、知識がないのは不利だと思いました。制度は多いし難しいので学生のうちに授業をしてほしいと思うほどです。
■どういったときに利用していくのかをイメージしやすくて、とても工夫されいておもしろいゲームだなと思いました。普通の人生ゲームよりとてもリアルな体験ができて、とてもおもしろいなと思いました。
■知らないことが多すぎておどろきだった。
■20歳になっていきなりさまざまな手続きをしなければいけないのが大変だと思う。義務教育で取り入れるべきだと考える。
■知っている言葉もあったけど、内容や詳しいことは知らなかったのでゲームを通して初めて知れたことがたくさんあって、
知ることが、自分を良い方向に行かせることができるなと感じました。
■社会には負の面と良い面が両方ともあり、それを理解していく必要があると思った。
知らないというのが罪という事があるが、社会ではそれが普通になってしまうのだなと思った。
■自分の知らない制度や仕組みがありびっくりした。これから生きていくうえでできるだけ使えるものは使えるように知識を得たいと思った。
■今回学んだことは生きる上で必要なことなので、しっかり覚えたいと思った。