テレビ大阪のニュース番組で「ライフ・リテラシー授業」が取り上げられました

      2024/08/20

7月23日に近畿大学経営学部 田口ゼミ「情報社会における働き方」 で行われた授業が、テレビ大阪の「やさしいニュース」で報道されました。

使用したボードゲームをご希望の方は、授業や研修をお申込みください(現在はゲームの購入はできません)。
個人の方や、同じ内容をより簡単に学びたい場合はデジタル版(¥1,100/人~)をどうぞ(^^)/

 

 

学生の感想

■まだまだ大学生で保険のことや年金のことは知らなくてもいいと感じていましたが、今回のゲームを通じて知らないと損をするだけでなく、自分と他者を大切にするためにも知らないことは罪であると感じました。

■税金関連は周りの大人と話すことでなんとなく頭に入ってはいたが、保険や年金のことは話すことは全くと言っていいほどなかったため、何も知らない状態だった。一度プレイするだけで大まかに理解することができたのでとても効果的であると感じた。
しかし、一回だけではまだ完璧に覚えられたわけではないので何度かプレイするのが良いだろう。中学生から時々授業に組み込むことで、税金や保険の知識が身につき、現在の教育と比べてはるかに認識が深まると感じた。

■これから社会に進出していく身として、税金のことや年金保険の内容についてライフリテラシーゲームを通して学べたことは非常に良かったと思います。また、これから自立した際に今日この機会で学んだことは必ず、理解していないといけないのでこの授業内だけで完結させるのではなく、プリントに記載されていQRコードなどを通して復習をする必要があると思いました。

■今までアルバイトであるため、給料明細書の細かく書かれていることをよく見たことはなかった。しかし今日のリテラシーゲームをしてみて、給料明細書や源泉徴収票の細かいところまできちんと見てみようと思った。
他にも社会保険、国民年金などの将来の保障となるものなどを知ることができた。1回だけで終わってしまったら、身に付かないと思うので、また帰ってから復習しようと考えた。

■今回の講義で知ることが出来た私たちは今後、しっかりと行動に移していきたい。

特に年金について学ぶことができました。年金は20歳以上から納める義務があることは知っていましたが、学生という理由で免除されるという認識でいました。しかし、ゲームを通してこの話になったとき、両親が納めているという人や、特別な申請を提出したという人もいました。私は特に申請など必要ないと思っていたので驚きました。
現在届いている封筒をきちんと読み、必要ならば申請しようと思いました。他の知識もゲーム感覚で学ぶことができた点や、友だち同士で意見を出しながらゲームを進めることができた点が非常に良かったです。

今日もみんな楽しそう!でも勉強中なんですよ~

「お願い…お願い…」

「ヤッター!」(笑)

インタビュー。緊張気しますね~(*^^)v

 

学んだこと、気づいたこと、など

社会人のリアルな日々を体感することができ、大学生である今を噛み締め、備えていきたいと思いました。中でも年金の納付が始まっていることは知っていたけど、未納になることは知らなかったため、学生で申告することは必要であることを知れてよかったです

■人生において必ずと言ってもいいような出来事をボード場で体験できて保険証の仕組みや税の流れ、さまざまなことを再びマイルドに学ぶことができた。これらは社会に出る上で必要なことで学ぶべきことである。なので復習などをして今回の講義を無駄にしないようにしたいと思う。

■特に給与明細の見方は保険料でどれくらい引かれているかなど知っておかなければならないことなので社会人になった時ちゃんと見方を覚えておいて活かしたいです。

■まだ学生であるからと、甘えていた面もありましたが、ゲームを通して今のうちから少しずつでも知識をつけていく方が、社会にでた際に有利であると感じました。

■改めて、何となく生きてるだけじゃダメで、自分はもう大人だということを自覚して、親に頼り切るんじゃなくて自分でどんな手続きが必要なのかとか知ってやっていく必要があると思った。

人生の選択肢とそれに伴う影響についての洞察を学んだ。正社員として働くことと、フリーターとして働くことでは、人生の安定性や将来設計において大きな違いがあることに気づいた。
最初は、フリーターでいることも一つの選択肢と考えていたけど、実際にはリスクが多く長期的な視点で見るとデメリットが大きいと感じた。また、人生をうまく進めるためには、学生時代の年金の申請など、タイムリーな手続きを行うことの重要性も学んだ。

■政治は世の中の中心にあるので、これからも参加したいと思います。また、政治についての理解を深めて、少しでも意見が反映されるようにしたい

必須なのに学ぶ機会が体系的に用意されているわけではないので、今回学んだ内容を今後の人生に活かしたいと思います。

■税金や労働に関することは、必ず知っていなければならない知識であるのに、なかなか教わる機会や勉強する機会がないのでこういったボードゲームで楽しく勉強できることは非常にいいことであると思った。
今後、今までよく見ていなかった給料明細書のことや税金のことにももう少し気を配ってみようと思えるようになった。

学生のみなさんへ。加藤からのメッセージ

長文で丁寧な感想、どうもありがとう。「学生だと思っていて甘えていた」と考え、「復習する」「学び続けたい」など、危機感を持って「今からすぐに、’実際に行動を始めよう」と考えてくれた子がかなり多かったです。自分事として捉える大切さが伝わりとてもうれしかったです。
これからもその意識を忘れずに自分のことだけでなく、その先に続いている社会のことも人任せにしない!そんな大人をめざしましょう(^^)/

 

(代表 加藤千晃)

 

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