大学生が気づいた社会のリアル!〜“税金・社会保障・お金”をゲームで学ぶライフ・リテラシー授業〜
【近畿大学で実施】ゲーム型キャリア教育レポート

9月、東大阪市の近畿大学・経営学部田口ゼミにて、「挑戦!ライフ・リテラシーゲーム」を活用した授業を行いました。
ゼミテーマは「情報社会における働き方」。約20名の学生が、ゲームを通して税金・社会保障・選挙制度など、これから社会に出る上で欠かせない“ライフ・リテラシー”を楽しく学びました。
田口ゼミには開講当初から毎年お伺いしており、学生の皆さんの成長や気づきに出会えるこの授業を、私自身も毎年楽しみにしています。
🎲 体験型で学ぶ「社会のリアル」
今回使用したのは、職業カード18種類、選挙イベントなどを取り入れた「挑戦!ライフ・リテラシーゲーム」。
就職・入院・結婚・転職・選挙など、人生の節目を疑似体験しながら社会の仕組みを理解できる構成です。
学生たちは4〜5人のグループに分かれてプレイ。納税や保険加入、選挙での政策選択などを体験。
「ゲームなのに現実のようだった」「お金の流れを“体感”できた」といった声が多く寄せられました。
💬 学生の声
▪️「社会保険料が思っていたより多く引かれていて驚いた。給料をもらうたびに“現実”を感じた。」
▪️「選挙で制度が変わることを体験して、投票の大切さが初めて実感できた。」
▪️「FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強と重なっていて、理解がより深まった。」
▪️「転職の理由や人生設計の難しさを“自分ごと”として考えられた。」
このように、学生たちは楽しみながらも社会の仕組みや働く意味をリアルに実感していました。
📘 学びを“自分の人生”に結びつける
税金や社会保障、保険、選挙といったテーマは、大学生には難しく感じられがちです。
しかし、体験型の学びであれば、知識だけでなく「考える力」や「自分の将来を設計する力」を育むことができます。
授業後には「他のゼミの友人ともやってみたい」「個人で購入して最後まで遊びたい」という声もあり、学びの輪がさらに広がりました。

🎓 講師メッセージ
ライフ・リテラシー教育は
「知識を詰め込むこと」ではなく、「社会を理解し、自分の人生を主体的に選ぶ力を育てること」
税金や社会保障、選挙といったテーマは難しく感じられがちですが、ゲームという体験型の学びを通じて、ぜひ“楽しく、リアルに、自分ごととして”考えてみて下さい。
今後も、大学・企業・行政・教育機関などで、若い世代が社会の仕組みを理解し、安心して人生を歩んでいけるような「ライフ・リテラシー教育」を広げていきます。
🏫 実施概要
・実施日:2025年9月18日
・時間:90分
・場所:近畿大学
・使用教材:挑戦!ライフ・リテラシーゲーム
・参加者:約20名(大学3年生)
🔗 関連リンク
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↑人生の豊かさは、幸せはお金だけではない!ということで、勝敗は、「お金・愛・リテラシー(知識や実践力)」の総合で決まります。

(代表 加藤 千晃)








