女性就業・労働相談センター職員研修で採用「時代に合わせた『キャリア教育』を目指して」
沖縄県女性就業・労働相談センターにおいて、6/8「職員個人のスキルアップ学習」として「入門!ライフリテラシーゲーム」を実施させていただきました。
沖縄県では、貧困家庭や一人親家庭の多さから、子どものアルバイトが家計を補っている一面もあるとされています。そのために学業がおろそかになり、退学する生徒も少なからず存在しています。
さらに、卒業後もアルバイトに甘んじることで、「就職」の意義を理解していないなど、様々な課題が浮き彫りになり、若年層の就業率や定着率の低さなどについては、重要かつ喫緊の課題となっています。
同センターが担う就労支援等を「方法」という側面から支えるという意味からも、今回の体験は、従来型のキャリア教育にとどまらない「社会で生きる力の獲得」が実効性のあるものになるための初めの一歩となったのではないでしょうか?
『労働者の守りとなり得る社会制度や法律を学ぶことで最終的に貧困の連鎖を断ち切り、自らの人生を切り開けるよう支援していきたい』
との同センターのご意向とも共感出来るような機会ともなりました。
沖縄支部 水野しづえ