地域から考える「新たな社会保障教育」とは?@新潟青年会議所
2020/01/21
11/18三条市で行われた日本青年会議所 新潟ブロック協議会主催「わたしたちの暮らしと社会保障制度~にいがたの持続可能な社会保障制度にむけて」に於いて、ライフ・リテラシーゲームが採用されました。
県内全域から集まったメンバーや一般の参加者は約70名。グループに分かれ、まずはゲームで制度について学びます。
毎回感じますがあちこちから笑い声や歓声が聞こえ、楽しそうにプレイしている様子は学んでいるとはとても思えない!これがゲームの持つ力。
開発者としては一番嬉しい時間です。
後半はグループワーク「多くの人が『なぜ』社会保障制度について知らないのか?」「いま新潟に必要な制度とは?」など4項目を話し合って頂きました。
短い時間にも関わらずしっかりと話し合いがされていて、特に主幹産業のひとつである農業と結びつけた制度の具体的な処方箋まで示された発表には感激しました。
そして最後に私から「にいがたの持続可能な社会保障制度にむけて」と題する講演をさせて頂きました。
地方に伺う機会が増えあらためて考えることは、今までのように「国が決める」落下傘型でなく「地域から立ち上がってくる」ことの重要性。
持続的な制度や多くの人にとって納得できる社会造りのヒントは、こういうところにあるのではないか?他の地域でも幅広い世代が一緒に考える、新たな場が増えることを願っています。
(代 表 加藤 千晃)