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広島大学「現代社会と福祉」授業の講師に

      2018/11/01

10/18 広島大学1年次生、約70人に向けてライフリテラシー授業を行いました。

「近現代の社会保障制度の理念と仕組みを学んだ上で、日本の社会保障制度のこれからを考える」(「現代社会と福祉」全15回 総合科学部 佐々木宏先生)カリキュラムの導入部分として採用されました。

1限目、クイズで今の実力を確認したあと「入門!ライフ・リテラシーゲーム」をプレイ。現在の社会保障・税制度など社会の仕組みを学びます。

2限目、割り当てられた役になって考えるロールプレイゲーム。
ゲームのゴール順に富裕層、中間層、貧困層に分かれ、それそれの立場の状況が記載された資料を読み込んだあと、

割り当てられた層からみた「社会保障制度の在り方」についてグループで話し合い、順番に発表します。

1限目は和気あいあい、2限目は真剣に。現状について学び、答えのない問いに向き合い、さらに「授業後も興味を持って学び続けたい」「今日得た知識を友達にも伝えたい」という意識にまでたどり着いてくれました。

長文で心がこもり、短い時間にもかかわらず深く考えた様子が伺える感想ばかりで、一部しかご紹介できないのが残念ですが。授業後のアンケートより↓

クイズとゲームの感想

・クイズをした時、チラっと見た感じではいけるんじゃないか、簡単なのでは?と思ったが全くそんなことはなく「自分はある程度知っている」と勘違いしているだけだった。
実際にゲームをしてみて、今まで習ってきたような難しい説明では分からなかったことが小道具を使うことによってより分かりやすく、現在の社会保障制度を詳しく知ることができた。

・何となく利用しているという状態の危うさ、何も教えられていない恐ろしさを知りました。今後社会保障を考える上で、情報を集め様々な視点から制度を熟考していくという姿勢を貫いていこうと思います。

・義務教育は中学までなのに、社会保障という国民全員に直結することが教えられていないのはおかしいと感じた。またそのような知識量の格差が国民の税負担を変え、格差を生み出しているのではないかと考えた。

・娯楽と真面目な物を組み合わせるとあまり良いものは生まれないと思っていたけれど、このゲームはすごく楽しかった。「面白く学べる」ということについてまでも教わった気がしました。

・今回のような社会福祉について学べる授業は、ぜひとも高校等の必修科目にすべきだと思いました。

・自分の無知さに気づきました。自分の生活を守るという意味だけでなく、これから「社会の一員としてどういう社会に住みたいか」ということを考えるためにも、もっと知ろうと思いました。

・ゲーム前にクイズをやった時はほとんど知識がない状態で、私のような人はたくさんいると思うので20歳までに学べる環境を整備すべきではないかと思いました。高校時代に学んだことは一般的な知識のみで、実用性に欠けていました。

・今の日本は現状に安住しすぎである。問題点や改善すべき所を発見するためには、現状を理解することが大切である。このゲームをたくさんの人に知ってもらい、よりよい日本にするための制度について関心を持って頂きたいと思った。

グループワーク「社会保障制度の在り方」を考えて

・他の発表を聞いた時に、自分たちが思いつかないような意見も多くあったので、色んな立場、視点から固定観念にとらわれずに今の制度を見ていく必要があると実感した。

・今回は経済的に豊かな立場から社会保障について考えました。はじめは頑張って働いたのになぜたくさんの税金を払うのを強制されているのか、理不尽ではないかと思いました。
しかし他の発表をうけて「負担」というのはただのお金の金額だけではかれるのではなく、「それがどれくらい生活に影響を与えているのか」という考え方があるのに気づきました。
大切なのはどう多くの合意を得るかであり、高所得者からさらに多くの税金を集めるためにはそれが社会に与える有効性とそれによる自分への還元をしっかりと示す必要があると思いました。

・グループ全体を同じ経済的状況に置くことで、深く一つのことについて考えることができて良かったです。また隣の席には違う経済状況の人がいると意識すると、自ずと「中位は・・・」「下位は・・・」と自分とは関係のない状況の立場の人のことも考えながら制度について考えることができました。
今日の授業のように今当然になっている制度が➀今、何が問題で➁どの点が必要なのか③役に立っている部分は何か、など受け身ではなく積極的に考える必要があると思いました。

・下位層の発表で「今働いている人の対策をもっとすべき」との主張があった。僕ら上位層は未来のことも考えられるくらい安定した生活を送っているが、今のことしか考えられない人のことを思えば年金以外の対策もしなければならない。その負担が僕らに回るのであれば反対もあるかも知れない。異なる立場の人との協力をどう推し進めるのか、それを考えなければならないと思った。

・他の層を担当した人たちの発表を聞いて、やっぱり置かれている立場によって考え方や意見は全然違ってくるんだなと思いました。
社会のめまぐるしい変化も含めて、自分たちがどのように担っていけば良いのか、それを考えるきっかけになりました。

・1人1人が健康に気を配り、少しでも医療施設を利用する頻度を減らせれば国や人々の負担が減らせるなあと他の班の発表を聞いて思いました。
(グループでは「年金制度はなくてもよい」という結論になったが)自分の立場だけでなく、他の立場の人がどのように感じるのか、どのような状態になるかをきちんと考慮しなければならなかったなと思いました。

主権者として

・自分の層に見合った考え方の基、アクションに移していく必要があると感じました。ただの一票、されど一票、投票義務を果たすことが必須だと思います。

・最後に加藤さんが話されていましたが、すべての政策をたどると「政治」に繋がります。せっかく選挙権が18歳に下げられたので、今後の日本について自分の意見を持って、きちんと選挙に行くようにしようと思います。なんでも人任せにしていたら、良い世の中にはなりません。

・私たち国民が実際に施行されている制度について知らない、興味がないと目を背けることは私たち自身が自らの主権を放棄しているようなものだと思う。

今回行った授業を、11月4日名古屋大学で行います。参加を希望される方は、名古屋青年会議所ホームページまで。

 

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