「労働教育研究会」でゲームを紹介

      2016/01/05

12/23 明治大学で、大学教授、高校教師、弁護士、医師、行政職員など約90名が参加し「労働教育研究会」が開催されました。
雇用環境が厳しくなるなか「キャリア教育」とは別に、労働法制や被雇用者としての知識を学ぶ「労働教育」の必要性とともに大学や高校での現状が報告されました。

特に印象深かったのが 東京都労働相談情報センター 横山氏の発言。

「社会に出て数年、20代半ばで店長など人を使う側になる場合も多い。被雇用者としてだけではなく雇用者の立場としても教育は必要」

この点に、現在の貧相な労働環境の抜本的な要因があるように思いました。

使う側も使われる側も何も知らない ―――。社会に出る前、まず学校のなかでワークルール、労働法などを教える環境を整えない限り、現状が良くなる事はあり得ない、と感じました。

会場では労働関連の書籍とともに、「入門!ライフ・リテラシーゲーム」も展示、ご紹介。ゲームを初めて目にした方々はとても驚かれ、多くの方が強い関心を寄せて下さり大好評でした 😀 IMG_2180IMG_2178

夜の明治大学

 

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