代表ブログ スタート「起業の道は’桃太郎’の旅路だ!」

      2017/02/14

「このゲームを必ず世に送り出す」と心に決め製作を始めてしばらく経ったある日のこと、ふと「この過程は『桃太郎』の道中に似ているのではないか?」と気が付いた。

きび団子を渡すことでいろいろな仲間たちを味方に付け、ついに「鬼退治」という大願成就するあの桃太郎。
それはそのまま今のこの私の姿ではないか?
きび団子は当時まだ名前すら決まっていなかった「ライフ・リテラシーゲーム」。

「でもさ~」と私は思う。「桃太郎は楽だよ」
なぜなら
「きび団子が美味しい」と云う事を、すでに猿もキジも犬も知っていたからである。そして向こうからもらいに来てくれたのである。
こんな楽な話はないではないか…face15

私の場合、
その存在を誰も知らないし見たことも聞いたこともない。私の頭の中だけにある、それまでの世の中には無かったものであった。桃太郎の時代にマカロンを配るような宇宙的、未来的な不可解さであったろうと思う。

「こういうお菓子を作ろうと思うんです。とっても美味しくて、それに身体にもとっても良いんです!」と言いながら、少しずつ旅を続けて行った。
どんより気落ちした夜も数知れなかった。
しかし幸運だったのは「こんなお菓子売れないよ」とか「食べたくないな」などのきっぱりと否定する言葉には、出会わなかった事。
「僕はあまり欲しくないけど、この先には食べたい人はいるかもしれないよ」
「私はいらないけど、手伝ってくれそうな人を紹介するから」
細々とはしていたが、確かに道は続いていた。
そしてある時ついに
「これはいい!必ず広がるから頑張りなさい!」と言ってくれた人に巡り合うことができたのであるicon12

旅のはじまりは一人だった。桃太郎のように、きび団子を作ってくれたおばあさんも見送ってくれたおじいさんもいなかった。

でも今、私の船にはたくさんの味方が乗ってくれているように思う。
いつもナビのように行く道を照らして下さるメンターの方々。応援してくれる多くの友人。そして意外にナイスなポジションや特別な技能を持って支えてくれる身内たち 😀
もう私はひとりではない。

1年という長い旅路の果てついに鬼が島に辿り着き、今、私はようやくその土を踏んだところなのだ。

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