国際ロータリーと高校生「インターアクト」見学

      2017/02/17

2/11 神奈川県内の高校生と会社経営者など約80名が出席し、藤沢市内で開催されました。
高校では「インターアクト クラブ」という部活動のひとつで、国際ロータリークラブでは「14歳から18歳の青少年のための奉仕クラブ」という位置づけになっています。
モットーは「他者を尊重し、進んで助ける態度を養う」「指導力と人格の育成」「国際理解と親善の推進」など。

会議では最初に当番校の発表がありました。「奨学金問題についてみんなで考えよう」↓
奨学金の返済で追いつめられる人たちの現状を取材したテレビ番組を見たあと、それを裏付けるデータを紹介。各国と比較した日本の授業料の高さや貧相な奨学金、また国家からの教育支出の割合がいかに低いかなどが説明されていきました。

構成も見事だったので、報告だけで終わるのかなと思っていたら最後に
「自分たちにとってとても大切な問題なので、若い人たちの意見がキチンと反映されるよう選挙にいきたい」という話で締めくくられ、関心しました。
こういったところから生まれる選挙への関心は、一番の「主権者教育」 になるのではないかと思います。
インターアクトクラブその後、経営者の方々の経験談や「なぜ今この仕事をしているのか?」などの経緯を伺いました。第一線で活躍している方のお話はどれも面白く、また事務局や各人の’アドリブ’力がすごくて「経験の厚み」に触れられたような貴重な体験になりました。

先月お邪魔した「地域教育力ネットワーク協議会」もそうですが、教育現場だけではなく地域や企業でも「子どもを育てる」という視点は本当に大切で、こういった活動が多くの方に知って頂けるといいなと思います。

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